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働き方改革を含む、就業規則セミナーに参加してきました [セミナー]

5月9日(木)に、労働調査会主催
セミナー「リスク・炎上回避と社員の定着を図るための就業規則・書式
~働き方改正法・施行規則・通達に応じて~」に参加してきました。
講師は、労働法で著名な、弁護士・向井蘭先生です。
常日頃から、お名前は耳にしていましたが、実際にお話を伺うのは初めてでした。

東北のご出身だそうで、ゆったりしたご口調が耳に心地よく
10時~16時のほぼ半日と、長丁場でしたが
とても楽しく受けられました。そう長くも感じませんでした。
若干、割高でしたが、弁当付きでしたし。

午前中、たっぷりと時間を割いて
働き方改革について、お話しくださいました。

H30.4.11付金融庁レポート「地域金融の課題と競争のあり方」などを提示されつつ
詳しいお話をいただきましたが
先生によれば、この「働き方改革」とは、実は「ふるい」にすぎないのだと。
”ふるい”とは、「篩」。そう、粉や粒状のものを選別する道具のことです。

「働き方改革」は、単なるワークライフバランスの一環などではなく
改革についてこれない会社、特に中小企業を淘汰するのが、本来の目的というのです。

なるほど。労働時間短く。年休とってリフレッシュ!
と真に受けて、うかうかしてはいられないのかもしれない……と思いました。

労働時間短く、休みもたくさんあって、給料もボーナスもたんまりもらえる
会社があれば、人はもちろんそちらへ行きたいでしょう。
いわゆるそういった会社を「強い会社」と呼ぶのであれば
強い会社に、志望者が集中するでしょうから
そこでまた競争が起こり、あぶれる人が出てくるのかもしれませんね。

まあ、こういう未来を現実にしないように
どうやったら、適正な労働時間で、人が気持ちよく健康に働けるのか
考える必要がある時期に来ているのかもしれないと思いました。

向井先生は、16時30分までセミナーを続けてくださいました。
こんなにオーバーしても、途中退室をする人も文句を言う人もいなかったので
スゲーと思っていましたが、よく見ると
最初から「10時~16時30分」の予定でした。

向井先生のセミナーを拝聴できる機会がまたあるとうれしいです。

金融庁HP「地域金融の課題と競争のあり方」H30.4.1付
https://www.fsa.go.jp/singi/kinyuchukai/kyousou/20180411/01.pdf#search='%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E9%87%91%E8%9E%8D%E3%81%AE%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%A8%E7%AB%B6%E4%BA%89%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8A%E6%96%B9'


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